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8000系
令和の西武鉄道による「サステナ車両」第一弾!
・実車について
 時代が平成から令和に変わり、池袋線の新型特急001系「Laview」もすっかり定着した頃、西武鉄道から驚くべき発表があった。
 それは環境問題対策として、新101系や2000系等といったインバータ制御になる前に作られた車両を2030年までに全部引退させるというもの。そして同時にこの置き換えに必要な車両の一部は他社で引退した通勤電車を購入して、西武鉄道の車両として走らせるというものであった。
 この発表があると西武鉄道ファンに限らず、私鉄車両に興味がある鉄道ファンが「西武鉄道が何処の鉄道のどの車両を購入するのか」が話題になる。そして若干の時間をおいて、西武鉄道は東急電鉄9000系と小田急電鉄8000形を購入して自車の通勤電車ら改造することが発表された。
 2024年、小田急8000形が機関車牽引の甲種輸送で西武鉄道にやって来た。西武鉄道に来たこの小田急の車両は、小手指までは牽引回送で輸送され、小手指からは深夜の線路閉鎖で自力回送という工程で武蔵丘の工場に入場して改造工事が行われる。そして2025年に8000系という形式名をもらって西武鉄道の車両として完成し、試運転と乗務員訓練を経て2025年5月から国分寺線と拝島線で営業運転を開始した。
 この車両は小田急時代から比較すると大きな変化はなく、信号保安機器の交換と塗装を塗り替えた以外はほぼ小田急時代のままだ。2025年度は小田急側で引退する編成がなかったので新たな改造はなかったが、2026年度以降に増備が開始されるとのこと。
 私は2026年3月に国分寺線に乗った際、この車両に乗ることになった。その前に小田急8000形に乗ったのは2015年夏、この時は「次のこの形式の電車に乗るのは西武鉄道の線路だ」なんて想像もしておらず、とても不思議な気分になったのは覚えている。


・模型について
 西武8000系の元となった小田急8000形の模型は、グリーンマックス・マイクロエース・トミーテック鉄道コレクションシリーズと実に様々なメーカーから発売されている。このうちのどれかが西武8000系としてこの車両を発売すると読んで待っていたら、2025年にグリーンマックスからの発売が予告され、2026年3月に発売された。
 私もこれを購入し、我が家の西武鉄道車両の一員に加えることになった。小田急8000形は好きな車両なのでいつか購入したいと考えていたが…まさか西武鉄道の車両として購入することになるなんてなぁ。

 以下アルバム形式で、模型の詳細を紹介する。手を加えた内容もそこで紹介しよう。なお今回から、模型の写真撮影は自宅に新たに作ったレイアウトを使うことにする。

 我が家の入線整備が済み、編成に並べてみた西武8000系。
 1983年に小田急電鉄にデビューした8000形で、小田急時代にインバータ制御に改造済みで、今回は支線系専用の6両編成車として西武鉄道にやって来た。

 そして2025年、開業130周年を迎えた関東大手私鉄で最も古い由緒正しい路線である、西武国分寺線での営業を開始した。
 塗装はアイボリーを基本に、西武鉄道のイメージカラーである青/緑のグラデーションを市松模様で再現という凝ったものになっている。
 塗装以外の外観上の変化は細かいところばかり。前面貫通扉の運行表掛けがなくなったこと、側面乗務員扉脇の手すり形状の変更、先頭妻の連結器から電気連結器を撤去、スカート形状の一部変更、床下機器の蓄電池箱の変更…などである。

 この模型では前面貫通路脇の手すり設置はしていない。あまりにも細かすぎて、老眼が進む私の視力では取り付けはムリ。
 本線を走らせてみた。
 グリーンマックスは2026年に既販売の小田急8000形の改良再生産、これに合わせて西武8000系も作ったというかたちだ。
 築堤の上を走るイメージは、西武拝島線かなぁ?
 実物の西武8000系は、普段は国分寺線と拝島線小平〜玉川上水間で旅客営業される。西武園線にも入っているはずだよね?
 なので模型の行き先シールは色々悩んだが、「各停 東村山」にするつもりだったけど…切り出した「東村山」のステッカーを落として紛失してしまい、やむなく「各停 国分寺」を表示させている。
 模型を購入後、手を掛けたのは中間連結部の連結間隔を縮めることだ。
 これは私がグリーンマックス車両においての標準工法としている、マイクロエース製車両のアーノルトカプラーへの交換だ。今回のカプラー捻出元は…西武鉄道001「Laview」だ。この模型も近日中に紹介したい。
 しかし、行き先表示部分の明かりが強すぎて、せっかく貼った行き先シールが全く見えない。
 ヘッドライトなんか点いているかどうか解らないくらい暗いのに…てーか、この車両は動力車があまりにも低い電流で動いてしまうので、ライトを付けた状態での撮影はパワーパックのツマミをギリギリまで下げなきゃなりません。低速が効くのは良いんだけど…
 この車両は乗ったときだけではなく、仕事での移動中に国分寺線の踏切に引っかかった時に何度も見ています。
 グラデーションがアイボリー地によく映えてとてもきれいなんですよね。小田急時代の姿も良かったけど、この姿もとても良いです。
 今回は他形式車との並び撮影などはしていません。西武鉄道のいろんな車両と並べて見たら、楽しいだろうな。
 模型ならではとして、小田急の車両と並べるのも面白いだろう。
…というわけで、西武鉄道にやって来た新たな仲間、小田急8000形改め西武8000系の模型を紹介しました。実物同様に模型もとても美しく仕上がっていて、良い買い物をしたなぁと感じています。
 令和の西武鉄道の仲間とひとつとして、大事に使ってゆきたいと思います。

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